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コリント人への手紙第二7:2~4

2 私たちに対して心を開いてください。私たちは、だれにも不正をしたことがなく、だれをもそこなったことがなく、だれからも利をむさぼったことがありません。

3 責めるためにこう言うのではありません。前にも言ったように、あなたがたは、私たちとともに死に、ともに生きるために、私たちの心のうちにあるのです。

4 私のあなたがたに対する信頼は大きいのであって、私はあなたがたを大いに誇りとしています。私は慰めに満たされ、どんな苦しみの中にあっても喜びに満ちあふれています。

パウロの誇りと喜び

使徒としての誇り

パウロは、一時的に話の筋から逸れて、「清い生活を目指す」というテーマを取り上げていました。それが、6:14~7:1までの挿入句でした。きょうの箇所は、6:13とつながっているものとして読むべきです。彼は、コリントの信者たちが彼に対して心を開いてくれるように願っていましたが、ここでは、それを再度強調しています。(1)「パウロは金銭的な利得のために伝道している」とか、「コリントの信者からかすめ取っている」とかいう批判がありました。(2)それに対してパウロは、過去の自分の行動を思い起こしても、良心に反するようなことは何もしていないと弁明します。「私たちは、だれにも不正をしたことがなく、だれをもそこなったことがなく、だれからも利をむさぼったことがありません」というのが、パウロの弁明の内容です。(3)ここでもパウロは、自らの良心と、彼の行動を目撃してきたコリントの信者たちの証言にアピールしながら弁明を行なっています。

パウロの喜び

コリント教会の現状は、依然として完璧かんぺきとは言い難いものでしたが、それにもかかわらず、パウロはコリントの信者を信頼し、彼らを誇りに感じています。そして、喜びに満たされています。なぜでしょうか。その理由は、次回明らかになりますが(5~7節)、先取りして言いますと、マケドニヤで待っていたパウロのもとにテトスが良い知らせを持って帰って来たからです。良い知らせとは、パウロがテトスに委ねた「悲しみの手紙」が効果を発揮して、コリントの教会が変わり始めたというものでした。それを聞いた時、パウロの心は大きな喜びで満たされました。2:13でパウロは、自分がトロアスを出てマケドニヤに向かったと記しています。きょうのこの箇所は、話の流れとしては2:13に直接つながるものです。
罪人が悔い改める時、天においては大いなる喜びが湧き起こります。キリストとともに働く者は、その喜びを共有することができます。パウロは、その喜びを知っていた人です。

きょうの祈り

天の父なる神さま。きょうも私を、キリストの僕として用いてください。天において湧き起こる喜びに参加する者としてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

雅歌5~6、ヤコブの手紙3

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