1 祭司たちよ。今、この命令があなたがたに下される。
2 もし、あなたがたが聞き入れず、もし、わたしの名に栄光を帰することを心に留めないなら、─万軍の【主】は仰せられる─わたしは、あなたがたの中にのろいを送り、あなたがたへの祝福をのろいに変える。もう、それをのろいに変えている。あなたがたが、これを心に留めないからだ。
3 見よ。わたしは、あなたがたの子孫を責め、あなたがたの顔に糞をまき散らす。あなたがたの祭りの糞を。あなたがたはそれとともに投げ捨てられる。
4 このとき、あなたがたは、わたしが、レビとのわたしの契約を保つために、あなたがたにこの命令を送ったことを知ろう。─万軍の【主】は仰せられる─
5 わたしの彼との契約は、いのちと平和であって、わたしは、それらを彼に与えた。それは恐れであったので、彼は、わたしを恐れ、わたしの名の前におののいた。
6 彼の口には真理の教えがあり、彼のくちびるには不正がなかった。平和と公正のうちに、彼はわたしとともに歩み、多くの者を罪から立ち返らせた。
7 祭司のくちびるは知識を守り、人々は彼の口から教えを求める。彼は万軍の【主】の使いであるからだ。
8 しかし、あなたがたは道からはずれ、多くの者を教えによってつまずかせ、レビとの契約をそこなった。─万軍の【主】は仰せられる─
9 わたしもまた、あなたがたを、すべての民にさげすまれ、軽んじられる者とする。あなたがたがわたしの道を守らず、えこひいきをして教えたからだ。」
祭司たちの罪を糾弾する内容が続いています。この箇所の2回目の学びです。「このとき、あなたがたは、わたしが、レビとのわたしの契約を保つために、あなたがたにこの命令を送ったことを知ろう」(4節)。(1)ここから、レビと今の祭司たちを対比させる記述が始まります。レビは、祭司職を代表する人です。(2)「レビとのわたしの契約」とは、出エジプト記32:25~29、民数記8:5~19、18:16~20、申命記33:8~11などに記された契約です。それは、「いのちと平和」を約束する契約でした。(3)【主】はレビと結んだ契約に則って、堕落した祭司たちを裁かれます。
5~7節では、レビの歩みが語られます。(1)レビは神の御名を恐れ、自らの使命を果たしました。(2)「彼の口には真理の教えがあり、彼のくちびるには不正がなかった。平和と公正のうちに、彼はわたしとともに歩み、多くの者を罪から立ち返らせた」(6節)。レビは、神から受けた真理を人々に教え、いつわりの言葉を用いませんでした。その結果、多くの者が【主】に立ち返りました。彼は【主】とともに歩んだ義人でした。(3)「祭司のくちびるは知識を守り、人々は彼の口から教えを求める。彼は万軍の【主】の使いであるからだ」(7節)。祭司の使命は、神のことばを民に伝えることです。そういう意味で、祭司は「万軍の【主】の使い」なのです。
(1)「しかし、あなたがたは道からはずれ、多くの者を教えによってつまずかせ、レビとの契約をそこなった」(8節)。「道」は定冠詞付きの言葉ですので、神が啓示した本質的な信仰生活の道を指します。祭司たちは、その道を放棄し、多くの者をつまずかせました。(2)「わたしもまた、あなたがたを、すべての民にさげすまれ、軽んじられる者とする。あなたがたがわたしの道を守らず、えこひいきをして教えたからだ」(9節)。祭司たちが【主】の道を軽んじたので、【主】もまた彼らを民の中で軽んじられる者とされます。祭司たちには、裁判官としての役割も与えられていました(申17:9~11、19:17 参照)。「えこひいきをして教えた」とは、不公正な裁判をしたということです。
祭司たちは、祭司職の源であるレビの信仰に立ち返る必要がありました。私たちもまた、時代の流れに流されるのではなく、使徒たちの教えに立ち返る必要があります。きょうも、歩むべき道を歩もうではありませんか。
きょうの祈り
天の父なる神さま。今は邪悪な時代です。どうか私が、常に使徒たちの教えを意識し、そこに立ち続けることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
エレミヤ書50~51、コリント人への手紙 第二11
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