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マラキ書1:1

1 宣告。マラキを通してイスラエルにあった【主】のことば。

イントロダクション

宣告

きょうからマラキ書の学びに入ります。この預言書は、イスラエルに与えられた最後の呼びかけです。これ以降、バプテスマのヨハネが登場するまで、イスラエルに預言者は登場しませんでした。それを覚えながら、この書の学びに取り組みましょう。
「宣告。マラキを通してイスラエルにあった【主】のことば」(1節)。これがこの預言書のイントロダクションです。「宣告」はヘブル語で「マッサー」で、「重荷」とも訳せる言葉です。預言書でこの言葉が出てきたときは、極めて重い内容、より具体的には神からの警告と裁きが預言されていると考えてよいのです。そこで、1節を直訳すると、こうなります。「マラキの手によってイスラエルに届けられた重い内容の【主】のことば」。最初の節が、この預言書の内容を要約しています。

マラキという預言者

「マラキ」とは、「私の天使」、「私の使者」という意味です。この預言書には、4種類の「【主】の使者」が登場します。① 預言者マラキ自身がそれです(1:1)。② 祭司(祭司職)もまた、「【主】の使い」です(2:7)。③ メシアの先駆者も「わたしの使者」です(3:1a)。これはバプテスマのヨハネのことです。④ 最後に、メシアご自身が「【主】の使者」として来られます(3:1b)。
(1)マラキは、捕囚期以降に、ユダヤ(特にエルサレム)で活動した預言者です。「総督そうとく(ペハー)」(1:8)という言葉がヘブル語ではなくペルシヤ語であることから、彼が活動した時代がペルシヤ時代であったこと、また、神殿がすでに建っていますので、第2神殿完成以降の時代であったことが分かります(前515年以降)。(2)彼が取り上げた問題は、ネヘミヤ記で問題とされている内容と合致します。① 祭司の腐敗(1:6~2:9、ネヘ13:4~9、29~30)、② 信仰のない異邦人との雑婚(2:10~11、エズ9:1~2、ネヘ13:1~3、23~27)、③ 社会的弱者への抑圧よくあつ(3:5、ネヘ5:1~5)、④ ささげ物の軽視(3:6~12、ネヘ10:32~39、13:10~14、31)。これらのことから、マラキは政治的指導者であったネヘミヤを励ました預言者であったと考えられます。
マラキは、形骸化けいがいかした信仰を糾弾きゅうだんしました。彼のメッセージは、今の時代を生きる私たちにも多くの教訓を与えています。死んだ信仰ではなく、生きた信仰を求めようではありませんか。神はきょうも、様々な方法を通して私たちに語っておられます。

きょうの祈り

天の父なる神さま。形骸化した信仰から私を解放し、あなたとの命ある関係に置いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

エレミヤ書36~37、コリント人への手紙 第二6

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