1 宣告。イスラエルについての【主】のことば。─天を張り、地の基を定め、人の霊をその中に造られた方、【主】の御告げ─
2 見よ。わたしはエルサレムを、その回りのすべての国々の民をよろめかす杯とする。ユダについてもそうなる。エルサレムの包囲されるときに。
3 その日、わたしはエルサレムを、すべての国々の民にとって重い石とする。すべてそれをかつぐ者は、ひどく傷を受ける。地のすべての国々は、それに向かって集まって来よう。
4 その日、─【主】の御告げ─わたしは、すべての馬を打って驚かせ、その乗り手を打って狂わせる。しかし、わたしはユダの家の上に目を開き、国々の民のすべての馬を打って盲目にする。
5 ユダの首長たちは心の中で言おう。エルサレムの住民の力は彼らの神、万軍の【主】にある、と。
6 その日、わたしは、ユダの首長たちを、たきぎの中にある火鉢のようにし、麦束の中にある燃えているたいまつのようにする。彼らは右も左も、回りのすべての国々の民を焼き尽くす。しかし、エルサレムは、エルサレムのもとの所にそのまま残る。
7 【主】は初めに、ユダの天幕を救われる。それは、ダビデの家の栄えと、エルサレムの住民の栄えとが、ユダ以上に大きくならないためである。
8 その日、【主】は、エルサレムの住民をかばわれる。その日、彼らのうちのよろめき倒れた者もダビデのようになり、ダビデの家は神のようになり、彼らの先頭に立つ【主】の使いのようになる。
9 その日、わたしは、エルサレムに攻めて来るすべての国々を捜して滅ぼそう。
この箇所の内容を見る前に、文脈を確認しておきます。9 ~ 11章は第1の宣告でした。そこでは、王なるメシアの到来と、イスラエルの解放と回復が預言されていました。きょうの箇所から、第2の宣告(12 ~ 14章)が始まります。第2の宣告では、第1の宣告(9 ~ 11章)によって預言されていたことが、いかにして起こるのかが詳述されます。大患難時代は、イスラエルの民を精錬し、彼らの中から不信仰を取り除くためのものです。その結果、彼らはメシアを受容し、やがて地上に千年王国が実現します。これが、第2の宣告の概略です。
「宣告。イスラエルについての【主】のことば。─天を張り、地の基を定め、人の霊をその中に造られた方、【主】の御告げ─」(1 節)。(1)まず神の主権が強調されます。神は、天と地を支配し、人間の心さえも支配しておられるお方です。(2)大患難時代は、イスラエルの民だけでなく、全人類にとって想像を絶するような苦難の時となります。そのような時にあっても、神がすべてを支配しておられるという事実は変わりません。この真理を自分に適用してみましょう。
「見よ。わたしはエルサレムを、その回りのすべての国々の民をよろめかす杯とする。ユダについてもそうなる。エルサレムの包囲されるときに。その日、わたしはエルサレムを、すべての国々の民にとって重い石とする。すべてそれをかつぐ者は、ひどく傷を受ける。地のすべての国々は、それに向かって集まって来よう」(2~3節)。(1)これはハルマゲドンの戦いの預言です。すべての異邦人国家は、ユダの地とエルサレムに向かって攻め上ります。ハルマゲドンの戦いは、ヨエル3:9 ~ 13、ゼカリヤ14:1 ~ 2などの箇所でも預言されています。(2)エルサレム(そしてユダもまた)は、彼らにとって「よろめかす杯」となります。「杯」という言葉が比ゆ的に用いられる時、多くの場合、神の怒りを意味します。反イスラエルの諸国は、ぶどう酒を飲んでふらふらになった者のように、役立たずの国々になります。(3)さらに、エルサレムはそこを攻める者にとって「重い石」となります。重い石を持ち上げようとして手を滑らし、手足に傷を負う者の姿が比ゆ的に描かれています。
神の民がいかなる試練の中を通過しようとも、神は彼らをお守りになります。神の赦しがなければ何ひとつ起こらないことを思い起こし、励ましをいただきましょう。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。神の民を迫害する者は、逆にあなたの怒りをその身に受けるようになります。いつも私をお守りくださり、感謝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
エレミヤ書10~11、コリント人への手紙 第一13
ハーベスト・タイムによる無料の聖書講解動画(音声)サイト。
毎朝6時にきょうの【クレイ】が
あなたのLINEに届きます!