7 万軍の【主】はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。
8 山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現そう。【主】は仰せられる。
9 あなたがたは多くを期待したが、見よ、わずかであった。あなたがたが家に持ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした。それはなぜか。─万軍の【主】の御告げ─それは、廃墟となったわたしの宮のためだ。あなたがたがみな、自分の家のために走り回っていたからだ。
10 それゆえ、天はあなたがたのために露を降らすことをやめ、地は産物を差し止めた。
11 わたしはまた、地にも、山々にも、穀物にも、新しいぶどう酒にも、油にも、地が生やす物にも、人にも、家畜にも、手によるすべての勤労の実にも、ひでりを呼び寄せた。」
ここまででハガイは、① イスラエルの民の罪と、② その罪の結果を、指摘して来ました。きょうの箇所では、罪の治療法が示されます。
「万軍の【主】はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現そう」(7 ~ 8節)とあります。(1)「あなたがたの現状をよく考えよ」とは、過去15年の不作為(神殿建設を先延ばしにしてきたこと)が、どのような裁きをもたらしたかを熟慮せよということです。(2)罪の治療法が、3 つの動詞(命令形)で示されます。「山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ」。信仰は、行いによって表現する必要があります。(3)神殿建設のために調達していた杉材は、すでに家々の建設のために使用されていたのでしょう。そのため、民はユダの山に上り、そこから材木を調達する必要がありました。(4)【主】の命令に忠実に従うなら、祝福が約束されます。「わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現そう」というのがそれです。
【主】は民に向かって、過去にあった裁きを指摘されます。(1)「あなたがたは多くを期待したが、見よ、わずかであった。あなたがたが家に持ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした」(9節a)。収穫が少ないのは、民が神殿の再建をあと回しにして、自分の家を建てようと走り回っていたからです。(2)「それゆえ、天はあなたがたのために露を降らすことをやめ、地は産物を差し止めた」(10節)。夏の作物が育つためには、露が降ることが必須条件です(乾季には雨は降らないので)。露が降らないと、夏の収穫物(特にぶどう)は、枯れてしまいます(申28:23参照)。(3)「わたしはまた、地にも、山々にも、穀物にも、新しいぶどう酒にも、油にも、地が生やす物にも、人にも、家畜にも、手によるすべての勤労の実にも、ひでりを呼び寄せた」(11節)。イスラエルの民の不作為のゆえに、その地を飢饉が襲います。その結果、さまざまなものが影響を受けます。① 土地、② 山々、③ 穀物、④ 新しいぶどう酒、⑤ 油、⑥ 地が生やす物、⑦ 人、⑧ 家畜、⑨ 手によるすべての勤労の実(申28:51参照)。
御心を知っていながら、それを実行しないなら、それは罪です。決心や行動を先延ばしにしている点がないかどうか、自己吟味をしてみましょう。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。私の現状を熟慮し、先延ばしにしていることがないかどうか、自己吟味をすることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第二7~8、詩篇45~46
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