11 その日には、あなたは、わたしに逆らったすべてのしわざのために、恥を見ることはない。そのとき、わたしは、あなたの中からおごり高ぶる者どもを取り去り、あなたはわたしの聖なる山で、二度と高ぶることはない。
12 わたしは、あなたのうちに、へりくだった、寄るべのない民を残す。彼らはただ【主】の御名に身を避ける。
13 イスラエルの残りの者は不正を行わず、偽りを言わない。彼らの口の中には欺きの舌はない。まことに彼らは草を食べて伏す。彼らを脅かす者はない。
きょうの箇所は、終末時代に起こる「イスラエルの新生」の預言です。(1)「その日には、あなたは、わたしに逆らったすべてのしわざのために、恥を見ることはない。そのとき、わたしは、あなたの中からおごり高ぶる者どもを取り去り、あなたはわたしの聖なる山で、二度と高ぶることはない」(11節)とあります。神は、異邦人の諸国から罪と罪人を除き去ったように、イスラエルの中からも罪と罪人を取り去られます。その結果、イスラエルは、過去の自分の行為のゆえに恥を見ることがなくなります。なんという恵みでしょうか。(2)「わたしは、あなたのうちに、へりくだった、寄るべのない民を残す。彼らはただ【主】の御名に身を避ける」(12節)。「へりくだった、寄るべのない民」(新改訳)、「苦しめられ、卑しめられた民」(新共同訳)とあるのは、イスラエルの残れる者たちのことです。彼らは真の信仰者であり、「【主】の御名に身を避ける」人たちです。神はイスラエルの中に真の信仰者を起こし、彼らを祝福されます。
次の13節は、新生の結果です。「イスラエルの残りの者は不正を行わず、偽りを言わない。彼らの口の中には欺きの舌はない。まことに彼らは草を食べて伏す。彼らを脅かす者はない」とあります。(1)「イスラエルの残りの者は不正を行わず」は、3:5に書かれていた【主】の行為と同じです。「【主】は、…不正を行わない」。新生体験をしたイスラエルの民は、【主】に似た者と変えられて行きます。(2)彼らは、偽りや欺きを語る舌から解放されます。これは、新生の結果です。(3)「まことに彼らは草を食べて伏す。彼らを脅かす者はない」とは、牧歌的な描写によって、イスラエルの民が安全に住まうことを示したものです。良き羊飼いイエスに養われる羊たちは、安心して生活することができます(詩23 篇、ヨハ10 章参照)。
神はイスラエルの民の罪を裁かれますが、彼らを完全に見放すことはありません。最終的には、神の民は「罪」から離れ、神に立ち返るようになります。神の約束は完全であり、必ず成就します。イエス・キリストを信頼する私たちも、この神の約束に守られています。「【主】の御名に身を避ける」者は幸いです。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。あなたの約束を信じ、あなたの御名に身を避けます。どうか私を安全な道へとお導きください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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