4 だが、ガザは捨てられ、アシュケロンは荒れ果てる。アシュドデは真昼に追い払われ、エクロンは根こぎにされる。
5 ああ。海辺に住む者たち。ケレテ人の国。【主】のことばはおまえたちに向けられている。ペリシテ人の国カナン。わたしはおまえを消し去って、住む者がいないようにする。
6 海辺よ。おまえは牧場となり、牧者たちの牧草地となり、羊の囲い場となる。
7 海辺はユダの家の残りの者の所有となる。彼らは海辺で羊を飼い、日が暮れると、アシュケロンの家々で横になる。彼らの神、【主】が、彼らを訪れ、彼らの繁栄を元どおりにするからだ。
前回の箇所で、背信のイスラエルに対して【主】の怒りの日が預言されました。それに続いて、周辺諸国への裁きが預言されます(2:4~15)。その意味は、もしこれらの周辺諸国が神の裁きに会うとするなら、神の民であるイスラエルはよりきびしい裁きに会う、ということです。周辺諸国が4つ列挙されます。(1)ペリシテの地(イスラエルの西)。(2)モアブとアモン(イスラエルの東)。(3)エチオピヤ(イスラエルの南)。(4)アッシリヤ(イスラエルの北)。
ペリシテの地は、5大都市連合で、それぞれの都市に王がいました。5都市のうちの4つの名前が上がっています(ガテだけは出ていません)。(1)ガザはペリシテ人の最南端の都市です。「ガザは捨てられ」というのは、ヘブル語では語呂合わせになっています。「アッザー・アズーバー」というのがそれです。(2)アシュケロンは、ガザの北にある海岸都市です。「アシュケロンは荒れ果てる」とあります。アシュケロンの意味は、「実り多い地」です。それが荒れ果てるというのですから、ここには皮肉があります。(3)アシュケロンからさらに北上すると、アシュドデがあります。「アシュドデは真昼に追い払われ、」とあります。「真昼」は最も暑い時間で、通常は兵士たちの休憩時間です。その時間に、アシュドデはいとも簡単に追われます。(4)アシュドデから内陸部に入ると、エクロンがあります。「エクロンは根こぎにされる」とあります。ここにも言葉遊びがあります。「エクローン・テーアーケール」。
「海辺に住む者たち」も、「ケレテ人」も、ともにペリシテ人のことです。(1)神は、「わたしはおまえを消し去って、住む者がいないようにする」と言われます。確かに、ペリシテ人たちは歴史からその姿を消しました。(2)また神は、「海辺はユダの家の残りの者の所有となる。彼らは海辺で羊を飼い、日が暮れると、アシュケロンの家々で横になる。彼らの神、【主】が、彼らを訪れ、彼らの繁栄を元どおりにするからだ」(8節)と約束されます。1948年以降、アシュケロンは初めてイスラエルの領土となりました。しかし、それは上記8節の預言の成就ではありません。この預言は、将来起こるイスラエルの回復の時に成就します。神は歴史を支配しておられます。何人も、その歴史を修正することはできません。その神に信頼を告白しようではありませんか。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。あなたは歴史を支配しておられます。あなたの力強い御手に信頼します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
列王記第一5~6、使徒の働き14
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