1 終わりの日に、【主】の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、国々の民はそこに流れて来る。
2 多くの異邦の民が来て言う。「さあ、【主】の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。」それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから【主】のことばが出るからだ。
3 主は多くの国々の民の間をさばき、遠く離れた強い国々に、判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない。
4 彼らはみな、おのおの自分のぶどうの木の下や、いちじくの木の下にすわり、彼らを脅かす者はいない。まことに、万軍の【主】の御口が告げられる。
5 まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む。しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、【主】の御名によって歩もう。
3:12では、エルサレムの荒廃が預言されていました。これは近い将来に起こる出来事です。4:1 ~ 5では、エルサレムの高揚が預言されます。これは遠い将来に起こる出来事です。この預言は、メシア的王国(千年王国)の到来を告げたものです(イザ2:1 ~4に同じ預言があります)。
(1)「終わりの日に」とあります。聖書の神は歴史を導かれるお方です。神には「歴史を通した計画」があります。いわゆる終末時代に、メシア的王国に関する預言が成就します。(2)続いて、「【主】の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち」とあります。「【主】の家の山」とはエルサレムのことです。メシア的王国が出現する前に、地上の地形は激変し、高い山々が低くされ、エルサレムが世界最高峰の山となります。(3)さらに、「国々の民はそこに流れて来る」とあります。エルサレムは異邦人諸国の注目の的となります。異邦人たちは、エルサレムに上って来るようになります。(4)その目的は、メシアから直接教えを聞き、その道を歩むためです。「多くの異邦の民が来て言う。『さあ、【主】の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう』。それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから【主】のことばが出るからだ」。エルサレムは異邦人たちが集い、神のことばを学ぶ世界の中心地となります。それが、メシア的王国におけるエルサレムの状態です。
(1)さらに、メシア的王国では世界的平和が訪れます。メシアが国際紛争を裁き、公平な判決を下すからです。異邦人諸国は、紛争になりそうな問題が起これば、それをエルサレムにおられるメシアのもとに持ってくればよいのです。(2)「彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し」とは、戦争のための武器が生産用具に作り変えられることを象徴的に預言した言葉です。メシアによってすべての争い事が解決されるので、戦争の仕方を学ぶ必要がなくなるのです。(3)国際関係が平和な状態になるだけでなく、個人生活もまた安全、繁栄、安心に満ちたものとなります。「彼らはみな、おのおの自分のぶどうの木の下や、いちじくの木の下にすわり、彼らを脅かす者はいない」とあるとおりです。(4)メシア的王国において、たとえ異邦人の国々が別の神の名を信じようとも、イスラエルがその悪影響を受けることはありません。「しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、【主】の御名によって歩もう」とあるとおりです。
神は、メシアによって成就する計画をお持ちです。メシア的王国の預言は、裁きを前にして絶望しているイスラエルの民を励ますためのものでした。神が約束された祝福のあるものは、遠い将来に成就するものです。私たちに必要なのは、忍耐をもって神に従い続けることです。「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」(ヘブ10:36)
きょうの祈り
天の父なる神さま。すぐに実現する祝福と、遠い将来に成就する祝福とがあることを学びました。どうか私に忍耐心を与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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