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ミカ書2:12~13

12 ヤコブよ。わたしはあなたをことごとく必ず集める。わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める。わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集める。こうして人々のざわめきが起ころう。

13 打ち破る者は、彼らの先頭に立って上って行き、彼らは門を打ち破って進んで行き、そこを出て行く。彼らの王は彼らの前を進み、【主】が彼らの真っ先に進まれる。

イスラエルの残れる者(1)

逃れの町(12節)

ユダはその罪のゆえに裁きに会います。しかし神は、ご自身の民を見捨ててはおられません。きょうの箇所は、イスラエルの民に希望を与える預言です。きわめて難解な箇所ですが、ほかの聖書箇所も参考にしながら2回に分けてその預言的意味を探ってみましょう。この学びは、大患難時代とメシアの再臨に関する学びとなります。
(1)終末時代に救われるイスラエル人の数はどれくらいいるのでしょうか。12節には、「わたしはあなたをことごとく必ず集める」、そして、「わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める」とあります。これはヘブル的対句法ついくほうです。ですから、1 行目の「ことごとく」と、2行目の「イスラエルの残れる者」とは、同じことを指しています。(2)イザヤ1021では、「残りの者、ヤコブの残りの者は、力ある神に立ち返る」とあり、救われるのはイスラエルの残れる者であることが分かります。(3)さらにゼカリヤ13:8 ~ 9で、大患難時代にユダヤ人の3分の2が死に絶え、3分の1が残ることが預言されています。つまり、救いを受けるイスラエルの残れる者とは、大患難時代を生き延びた3分の1のユダヤ人(イスラエルの残れる者)だけであることが分かります。(4)その3分の1のユダヤ人が生き延びる理由は、彼らが「逃れの地」に避難するからです。では、逃れの地とはどこでしょうか。終わりの時代に、ユダヤ人たちは山に逃げます(マタ2416)。黙示12:6では、そこは「荒野」となっています。「女は荒野に逃げた。そこには、千二百六十日の間彼女を養うために、神によって備えられた場所があった」とあります。ダニエル1141では、ヨルダンの東側の地域は破壊を免れると預言されています。さらに、イザヤ3316ではそこは「岩の上の要害ようがい」であるとされています。(5)以上の預言を調べても、「逃れの地」の名称は出てきません。それが出てくるのは、ミカ2:12です。「わたしは彼らを、おりの中の羊(ボツラの羊)のように、牧場の中の群れのように一つに集める。こうして人々のざわめきが起ころう」。その地名は「ボツラ」ですが、残念ながら、日本語訳や多くの英語訳では、「ボツラ」という地名を表記するのではなく、地名の意味を訳して「おりの中の」としています(英語訳では、アメリカ標準訳聖書(ASV)がボツラという表記を残しています)。この聖句から、イスラエルの民が逃れる場は「ボツラ」であることが分かります。ここは今のヨルダンのペトラという町です。イスラエル人の3分の1が助かるのは、彼らがボツラに逃れるからです。彼らこそイスラエルの残れる者です。
イスラエルの残れる者の救いと、メシアの再臨がどのようにして起こるのかは、次回学びます。イスラエルの民は旧約時代にはバビロン捕囚に会い、新約時代には世界への離散を経験しました。人間的には絶望的な状況です。しかし、神はイスラエルの民を見捨ててはおられません。必ず彼らをお救いになります。その前に、私たち異邦人が救いに招かれました。何という恵みでしょうか。その神の御名をほめたたえましょう。

きょうの祈り

アブラハム、イサク、ヤコブの神よ。あなたはイスラエルの民を必ず救われるお方です。あなたの約束は真実であり、必ず成就します。私の救いも必ず完成することを信じます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

ヨシュア記19~20、箴言16

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