5 万軍の神、主が、地に触れると、それは溶け、そこに住むすべての者は泣き悲しみ、地のすべてのものはナイル川のようにわき上がり、エジプト川のように沈む。
6 天に高殿を建て、地の上に丸天井を据え、海の水を呼んで、地の面に注がれる方、その名は主。
7 「イスラエルの子ら。あなたがたは、わたしにとって、クシュ人のようではないのか。─主の御告げ─わたしはイスラエルをエジプトの国から、ペリシテ人をカフトルから、アラムをキルから連れ上ったではないか。
8 見よ。神である主の目が、罪を犯した王国に向けられている。わたしはこれを地の面から根絶やしにする。しかし、わたしはヤコブの家を、全く根絶やしにはしない。─主の御告げ─
9 見よ。わたしは命じて、ふるいにかけるように、すべての国々の間でイスラエルの家をふるい、一つの石ころも地に落とさない。
10 わたしの民の中の罪人はみな、剣で死ぬ。彼らは『わざわいは私たちに近づかない。私たちまでは及ばない』と言っている。
この短い頌栄は、神が全能であることを歌っています(4:13、5:8~9に次いで三度目の頌栄)。神は天地創造の神であり、万物を支配し、水平にも、垂直にも、御力を表すことのできるお方です。それゆえ、神がアモスを通して預言されたことは、すべて成就するのです。神に不可能はありません。あなたは、それを信じますか。神の約束は、すべて成就します。
(1)神は諸国民の動向を支配しておられます。民族移動が起こる時、その背後には神の御手が働いています。神はイスラエルをエジプトから連れ上られました。また、ペリシテ人をカフトル(地中海の地)から、アラム人(シリヤ人)をキル(メソポタミア)から連れ出されました。(2)また神は、罪を犯した北王国イスラエルを見ておられます。今、北王国の上に神の裁きが下ろうとしています。しかし、契約の民の裁きには、常に、恵みの要素が残されています。つまり、完全に滅びることはないということです。その理由は、神がアブラハムと交わした契約が、無条件契約であるからです。イスラエルの罪によって、神の計画が挫折することはないのです。(3)9 節にある「見よ。わたしは命じて、ふるいにかけるように、すべての国々の間でイスラエルの家をふるい、一つの石ころも地に落とさない」ということばは、アッシリヤ捕囚よりも広範囲の離散を預言しています。これは、紀元70年以降に起こる、世界大の離散の預言です。(4)10節にある「わたしの民の中の罪人はみな、剣で死ぬ」ということばは、大患難時代に成就するものです。第一義的には、大患難時代はイスラエルの罪を裁き、清めるためにやって来るものです。
大患難時代の裁きは、未来への希望(イスラエルの回復)の預言と表裏一体となっています。次回は、その希望がどのようなものであるかについて学びます。パウロは、ローマ人への手紙11 章で、預言者エリヤの時代に「バアルにひざをかがめていない男子7千人」が残されたことに言及し、「それと同じように、今も、恵みの選びによって残された者がいます」と語っています。この人々を、「イスラエルの残れる者(レムナント)」と呼びます。イスラエルが完全に滅びることがないのは、彼らが存在しているためです。メシアニック・ジューたちは、現代の「イスラエルの残れる者」です。日本に生きている私たちクリスチャンは、「この国のレムナント」です。自らの使命を自覚し、きょうもこの世に出て行きましょう。
きょうの祈り
イエス・キリストの父なる神さま。私に与えられた使命を、きょうも全うすることができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
申命記5~6、マタイの福音書19
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