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アモス書2:4~5

4 主はこう仰せられる。「ユダの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り消さない。彼らが主のおしえを捨て、そのおきてを守らず、彼らの先祖たちが従ったまやかしものが彼らを惑わしたからだ。

5 わたしはユダに火を送ろう。火はエルサレムの宮殿を焼き尽くす。」

ユダに対して

ここまでの復習

先に進む前に、ここまでの復習をしておきましょう。語っているのは南王国ユダ出身の預言者アモスです。彼の預言を聞いているのは、北王国イスラエルの民です。(1)最初の裁きの預言は、ダマスコ(シリヤ)、ガザ(ペリシテ)、ツロ(フェニキア)の異邦人三国に対して語られました。これを聞いていたイスラエルの民は、大喜びしたことでしょう。(2)次の裁きの預言は、エドム、アモン、モアブに対して語られました。この三国はイスラエルの民にとっては親戚の民でした。従って、これらの民に裁きが下るという預言を聞いても、最初の時ほどは喜べなかったはずです。それどころか、多少の不安を感じたことでしょう。(3)さらに次の裁きの預言は、ユダに対して語られます。それがきょうの箇所です。ユダはイスラエルの民とは兄弟関係にあります。その兄弟の国が裁かれるというのですから、イスラエルの民は動揺したことでしょう。しかも、その裁きを語っている預言者はユダ出身なのです。アモスが自らの国に対してかくもきびしい預言を語るとするなら、北王国イスラエルに対しても容赦なく裁きを語るであろうことは想像できました。

ユダの罪

南王国ユダの罪とは、次のようなものです。(1)ユダの罪は、「主のおしえ」を捨てたことにあります。「おしえ」とは律法のこと、つまりモーセの律法のことです。(2)彼らは先祖たちが従った「まやかしもの」、つまり偶像の神々を礼拝し、それによって惑わされたのです。(3)その罪のゆえに、ユダは火で滅ぼされます。エルサレムの宮殿も火で焼かれました。これが成就したのは、前586年、バビロン捕囚の時でした。
神から特別な使命を与えられているというだけで、裁きを免れるわけではありません。多く任された者には、多くのことが要求されます。ペテロはこう教えています。「なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう」(ペテロ4:17)。自らの信仰をもう一度確認しましょう。また、まだ救われていない人の終わりがいかに悲惨なものであるかを覚え、福音を伝えることに全力を尽くしましょう。ユダの民と同じ罪を犯してはなりません。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。あなたの恵みをむだに受けることのないように、私を教えてください。救霊の情熱を与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

民数記4~6、箴言10