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アモス書1:6~10

6 主はこう仰せられる。「ガザの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り消さない。彼らがすべての者を捕囚の民として捕らえ移し、エドムに引き渡したからだ。

7 わたしはガザの城壁に火を送ろう。火はその宮殿を焼き尽くす。

8 わたしはアシュドデから、王座についている者を、アシュケロンから、笏を持っている者を断ち滅ぼす。わたしはエクロンにわたしの手を向け、ペリシテ人の残った者を滅ぼす」と神である主は仰せられる。

9 主はこう仰せられる。「ツロの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り消さない。彼らがすべての者を捕囚の民として、エドムに引き渡し、兄弟のちぎりを覚えていなかったからだ。

10 わたしはツロの城壁に火を送ろう。火はその宮殿を焼き尽くす。」

ガザとツロに対して

ガザ(ペリシテ)

ガザとはペリシテのことです。ペリシテに対しても裁きのメッセージが語られます。(1)ペリシテは、ユダヤ人を奴隷としてエドムに売り渡しました(エドムの罪は、アモスよりも前に活動した預言者オバデヤによって糾弾されていました)。その罪のゆえに、ペリシテは裁かれます。(2)ガザの城壁とその宮殿は、焼き尽くされます。つまり、ガザという都市国家は滅亡するということです。(3)ガザ以外に、アシュドデ、アシュケロン、エクロンの三都市の名があげられています。これらの都市国家がすべて滅亡します。(4)ペリシテには五大都市国家がありましたが、ガテだけはここに出ていません。その理由は、ガテはすでに滅びていたからです(歴代誌26:6)。

ツロ(フェニキア)

ツロとはフェニキアのことです。フェニキアもまた裁きに会います。当時ツロは、地中海世界の重要な港の一つで、交易の中心地となっていました。(1)フェニキアもまた、ユダヤ人を奴隷としてエドムに引き渡しています。ツロは奴隷売買の中心地だったと思われます(エゼキエル書2713参照)。(2)フェニキアの罪は、ペリシテのそれよりも大きいものです。その理由は、イスラエルとフェニキアの間には、「兄弟の契り」があったからです。これは「兄弟契約」のことです。ダビデはサムエル記第二5:11 で、ソロモンは列王記第一5:1 ~18 で、フェニキアと「兄弟契約」を結んでいます。(3)この契約に基づき、イスラエルは一度もフェニキアを攻撃したことはありませんでした。しかしフェニキアは、この契約を無視して、ユダヤ人を奴隷に売り渡しました。これは明らかな契約違反です。それゆえ、フェニキアの罪はエドムよりも重いのです。
ツロの城壁と宮殿とは、火で焼き尽くされます。アモスは、「わたしはその刑罰を取り消さない」との主のきびしいことばを伝えています。聖書の神は、「契約関係」をきわめて重視しておられます。クリスチャンになるということは、神と契約関係を結んだということです。神の契約は永遠に変わることがありません。あなたは、その契約に忠実に歩んでいますか。

きょうの祈り

天の父なる神さま。どうか私が、主イエスを通してあなたと結んだ契約に忠実に歩むことができますように、私を励まし、助けてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

レビ記26~27、マタイの福音書5

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