28 その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。
29 その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。
30 わたしは天と地に、不思議なしるしを現す。血と火と煙の柱である。
31 主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。
32 しかし、主の名を呼ぶ者はみな救われる。主が仰せられたように、シオンの山、エルサレムに、のがれる者があるからだ。その生き残った者のうちに、主が呼ばれる者がいる。
ヨエル書2:28~ 32は、非常に重要な預言の箇所です。日本語や英語の聖書ではこの箇所は2 章に含まれていますが、ヘブル語聖書ではここだけで3章を形成しています。それほど重要な箇所だということです。ちなみに、日本語聖書の3章は、ヘブル語聖書では4章になっています。この箇所の中心テーマは、将来起こる聖霊の傾注とイスラエルの民族的救いです。(1)「その後」とありますが、これは、神の裁き(大患難時代)とイスラエルの民の悔い改めの後、という意味です。(2)神は、「わたしの霊をすべての人に注ぐ」と言われます。厳密に釈義すると、「すべての人」とは大患難時代に生きているすべてのイスラエル人のことです。「あなたがたの息子や娘」とありますから、これはイスラエル人のことです。(3)その時、性別(息子と娘)、年齢(年寄りと若い男)、社会的身分(しもべとはしため)に関係なしに、聖霊がすべてのイスラエルの民の上に注がれます。(4)聖霊を受けた人たちは、預言をしたり、夢や幻を見たりするようになります。
イスラエルの民の上に聖霊が注がれることは、他の預言者たちも預言しています(エゼキエル書39:29、ゼカリヤ書12:10 など)。ホセア書5章と6章では、聖霊の傾注は再臨の前の3日間に起こることが預言されています。ローマ人への手紙11:26 にある「イスラエルはみな救われる」ということばもまた、同じ内容を預言したものです。
では、聖霊傾注の前提条件とはなんでしょうか。(1)「主の日」(大患難時代)が来る前に、天変地異が起こります(30節)。さらに、暗黒が地上を支配します(31節)。これらのことは、ヨハネの黙示録に詳細に預言されています。(2)大患難時代の中で、イスラエルの民は悔い改めに導かれます。「主の名を呼ぶ者はみな救われる」とはそういう意味です。(3)悔い改めによって霊的新生を体験するのは、「イスラエルの残れる者」です。これは、オバデヤ書1章17節、イザヤ書4:2、37:31 ~32にも預言されていることです。
歴史から学び、将来への展望を持つことはクリスチャンにとって非常に大切なことです。時代は、教会の携挙、大患難時代の到来、イスラエルの民族的悔い改め、聖霊の傾注とメシアの再臨へと進んでいます。神の視点から将来を展望し、きょうという日を希望をもって生きようではありませんか。あなたには携挙や再臨の準備ができていますか。
きょうの祈り
イスラエルの神よ。あなたの視点に立って将来を展望し、希望をもって生きることができますように、私を励ましてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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