1 ペトエルの子ヨエルにあった主のことば。
きょうから小預言書の第二番目に当たるヨエル書の学びを開始します。ヨエルという名は、「主(ヤハウェ)は神」という意味です。(1)時代的には、オバデヤに続く預言者です。ヨエル書は二度アモス書に引用されていますので、ヨエルがアモス以前の預言者であることがわかります(3:16はアモス書1:2 に、3:18 はアモス書9:13 に引用されています)。(2)ヨエルは南王国ユダの預言者です。ヨエル書では偶像礼拝の罪はほどんど問題にはなっていません。ということは、南王国ユダが比較的安定していた時期に活動していたということです。おそらく、ヨアシュ王の時代(前835年頃)に活動した預言者でしょう。ヨアシュは南王国ユダの善王のひとりでした。(3)ヨエルはエルサレムについては非常に詳しい預言者でした。それが、1:9、13、14、2:15 の記述からわかります。(4)ヨエルは、オバデヤが取り上げていた「主の日」というテーマをさらに発展させて預言を語っています(1:15、2:1、11、31、3:14 など参照)。「主の日」とは主の裁きの日、つまり大患難時代のことです。
(1)新約聖書は二度ヨエル書を引用しています。使徒の働き2:17 ~21はヨエル書2:28 ~32 の引用であり、さらに、ローマ人への手紙10:13はヨエル書2:32 の引用です。(2)ヨエルの時代に、いなごの大災害が起こり、南王国ユダの地は疲弊しました。それは人々を絶望の淵に落とすほどの大災害でした。ヨエルはその大災害を取り上げ、そこから、将来起ころうとしている悪霊による侵略、また敵の軍による侵略について預言を語ります。
ヨエル書が教えている教訓は二つあります。(1)神は世界のあらゆる出来事を支配しておられる。(2)神は、人間の側が悔い改めた時に、それに応答して人間の取り扱いを変更してくださる。今私たちも、この二つの教訓から学ぼうではありませんか。私たちの回りにいかなることが起ころうとも、神の絶対的な支配と守りとは変わりません。私たちにとって最も大切なことは、悔い改めです。「神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません」(詩篇51:17)。アーメン。
きょうの祈り
全知全能の神よ。目の前の現象によって一喜一憂することの多い私です。今私の不信仰を悔い改めます。お赦しください。きょうも、あなたの守りの御手を信じて進みます。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
出エジプト記35~36、ヨハネの福音書15
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