12 わたしは、エフライムの偽りと、イスラエルの家の欺きで、取り囲まれている。しかし、ユダはなおさまよっているが、神とともにあり、聖徒たちとともに堅く立てられる。
< 12 章>
1 エフライムは風を食べて生き、いつも東風を追い、まやかしと暴虐とを増し加えている。彼らはアッシリヤと契約を結び、エジプトへは油を送っている。
2 主は、ヤコブを罰するためにユダと言い争う。ヤコブの行いと、そのなすことに応じて、主は彼に報いる。
3 彼は母の胎にいたとき、兄弟を押しのけた。彼はその力で神と争った。
4 彼は御使いと格闘して勝ったが、泣いて、これに願った。彼はベテルで神に出会い、その所で神は彼に語りかけた。
5 主は万軍の神。その呼び名は主。
6 あなたはあなたの神に立ち返り、誠実と公義とを守り、絶えずあなたの神を待ち望め。
きょうの箇所から、ホセア書の第4番目の区分(最後の区分)に入ります。この区分のテーマは、「イスラエルの罪と神の救い」です。
ホセア書11:12 は、ヘブル語聖書では12:1となっています(つまり、日本語訳聖書とヘブル語聖書では、ホセア書12 章が1節ずつずれているということです)。まず、エフライムとユダの対比が語られます。(1)エフライムは偽りと欺きで満ちていました。しかし、この時点でのユダは、信仰を維持しており、神とともに歩んでいました。(2)エフライムの状態が比ゆ的に描写されています。「風を食べて生き」とは、むなしい生き方を象徴しています。「東風を追い」とは熱風(神の裁きの象徴)を自らの身に招くような生き方を指します。エフライムは、まやかしと暴虐とを増し加えていましたが、混乱した外交政策においてそれが顕著に現れていました。(3)2 節に入ると、ユダに対してもきびしいことばが語られます。やがてユダも、背教の民となり、神の裁きを受けるようになります。
次に、ヤコブとその子孫との対比が語られます。アブラハム契約の祝福は、イサク、ヤコブと引き継がれました。ヤコブからイスラエルの12 部族が出ました(エフライムは北の10 部族の代表であり、ユダは南の2部族の代表です)。しかし、ヤコブの子孫たちは、先祖ヤコブのようには歩みませんでした。(1)ヤコブは、母の胎にいたとき、兄弟を押しのけました。その理由は、神の祝福を求めたからです。私たち異邦人は、ヤコブのことを狡猾な人間だと思ってしまいがちですが、聖書の評価はそれとは異なります。「彼はその力で神と争った」とありますが、これもまた、神の祝福を求めるためでした。(2)彼は御使いと格闘して勝ちましたが、泣いて、祝福を求めました。その結果、彼はベテルで神に出会うことができたのです。結局ヤコブは、ベテルで二度神に出会っています。アラム(シリア)に向かう途中と、アラム(シリア)から帰って来る途中です(創世記28:11~22、35:1 ~15)。(3)ヤコブの子孫たちは、先祖ヤコブの信仰にならうべきでしたが、彼らはカナン人のようになったのです(次回の箇所がそれを明らかにしています)。
神の祝福を熱心に求めたヤコブの生涯は、私たちにとっても手本であり、教訓です。あなたはだれの影響を受けて生活していますか。神を知らない人たちの価値観に流されることなく、神を愛し恐れる人たちとともに歩もうではありませんか。
きょうの祈り
アブラハム、イサク、ヤコブの神よ。どうか、ヤコブの情熱と忍耐心とを私に与えてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
年間聖書通読
出エジプト記23~24、ヨハネの福音書11
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