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ホセア書2:6 ~ 8

6 それゆえ、わたしは、いばらで彼女の道にかきを立て、彼女がかよを見いださないように、石垣を立てよう。

7 彼女は恋人たちのあとを追って行こう。しかし、彼らに追いつくことはない。彼らを捜し求めよう。しかし、見つけ出すことはない。彼女は言う。『私は行って、初めの夫に戻ろう。あの時は、今よりも私はしあわせだったから。』

8 彼女に穀物と新しいぶどう酒と油とを与えた者、また、バアルのために使った銀と金とを多く与えた者が、わたしであるのを、彼女は知らなかった。

知識の欠如

石垣を立てる

イスラエルの民は、ヤハウェ(主)ではなく偶像の神々が、自分に必要なものを与えてくれていると誤解していました。(1)「それゆえ」とは、イスラエルの民が偶像礼拝に走っていたことを指しています。それゆえ、主は、イスラエルの民の道にいばらの垣や石垣を立て、偶像礼拝に走ることができないようにされます。「彼女が通い路を見いださないように、石垣を立てよう」とあるとおりです。(2)イスラエルの民は偶像礼拝に走ろうとしますが、立てられた石垣のゆえに、それができなくなります。「彼女は恋人たちのあとを追って行こう。しかし、彼らに追いつくことはない。彼らを捜し求めよう。しかし、見つけ出すことはない」とあるとおりです。かくして、彼女(イスラエルの民)にとっては偶像が存在しないのと同じ状態になるのです。(3)そこに至って初めて、イスラエルの民は自分たちがいかに主から多くの祝福を受けていたかを悟るようになります。「私は行って、初めの夫に戻ろう。あの時は、今よりも私はしあわせだったから」とは、そういう意味です。これは、イスラエルの民の回復の預言です。

知識の欠如が滅びの原因

8節の聖句は非常に重要です。「彼女に穀物と新しいぶどう酒と油とを与えた者、また、バアルのために使った銀と金とを多く与えた者が、わたしであるのを、彼女は知らなかった」。これはホセア書の中心テーマでもあります。(1)イスラエルの民に「穀物と新しいぶどう酒」や「銀と金」を与えたのは、主でした。(2)しかし、イスラエルの民は主から受けたものを、バアル礼拝(偶像礼拝)のために使い、主の御名を汚しました。(3)その罪のゆえに、イスラエルの民の上に裁きが下ります。
イスラエルの民の問題点は、「無知」ということにありました。信仰的な無知が彼らを滅びへと駆り立てたのです。「彼女に…多く与えた者が、わたしであるのを、彼女は知らなかった」とあります。なんと悲しいことばでしょうか。主イエスは、こう教えておられます。「だから、彼ら(異教徒)のまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです」。きょうも父なる神の愛とあわれみに信頼を置いて歩みましょう。父なる神は、私たちの必要を必ず満たしてくださいます。

きょうの祈り

天の父よ。信仰的な無知から私を解放してください。あなたの愛と恵みを常に味わいながら、歩むことができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

創世記27~28、マルコの福音書10