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ホセア書2:16~23

16 その日、─主の御告げ─あなたはわたしを『私の夫』と呼び、もう、わたしを『私のバアル』とは呼ぶまい。

17 わたしはバアルたちの名を彼女の口から取り除く。その名はもう覚えられることはない。

18 その日、わたしは彼らのために、野の獣、空の鳥、地をはうものと契約を結び、弓と剣と戦いを地から絶やし、彼らを安らかに休ませる。

19 わたしはあなたと永遠にちぎりを結ぶ。正義と公義と、恵みとあわれみをもって、契りを結ぶ。

20 わたしは真実をもってあなたと契りを結ぶ。このとき、あなたは主を知ろう。

21 その日、わたしは答える。─主の御告げ─わたしは天に答え、天は地に答える。

22 地は穀物と新しいぶどう酒と油とに答え、それらはイズレエルに答える。

23 わたしは彼をわたしのために地にまき散らし、『愛されない者』を愛し、『わたしの民でない者』を、『あなたはわたしの民』と言う。彼は『あなたは私の神』と言おう。」

新しい契約の希望

その日(1617節)

前回の箇所に続いて、イスラエル回復の預言が語られます。「その日」とは、神がイスラエルの民と新しい契約を結ばれる日です。(1)イスラエルの民は、主を「私の夫」と呼び、「私のバアル」とは呼ばなくなります。ヘブル語では、「私の夫」も「私のバアル」も、ともに「夫」を指す言葉で、それ自体は悪いものではありません。(2)しかし、「私のバアル」という呼び方は、偶像の「バアル」という言葉とよく似ているので、イスラエルの婦人たちはその言葉を使用しなくなります。つまり、千年王国においてはそれが死語となるのです。

その日(1820節)

イスラエルの民は、野生動物の害をこうむることがなくなり、戦争の被害に会うこともなくなります。つまり、完全な平安の中で住まうようになるということです。(1)主はイスラエルの民と「永遠に契りを結」ばれます。つまり、歴史の終わる時までこの婚姻関係は続くのです。(2)主は、四つの約束をもってイスラエルの民と契りを結ばれます。それはまるで、花婿が花嫁の父に支払う「花嫁料」を数え上げているかのようです。四つの約束とは、「正義、公義、恵み(契約に基づく愛)、あわれみ」です。(3)主がイスラエルの民と結ぶ契りの内容は、「真実なもの」です。

その日(2123節)

その日には、1章に出てきたイスラエルの民の名前の逆転が起こります。(1)イズレエルという名前には、「散らす者」と「種を蒔く者」という二つの意味がありました。「散らす者」というのは、イスラエルの民が神の裁きを受けることを預言したものでした。ところが、その名前が神の祝福を預言するものとなる日が来ます。約束の地には種が蒔かれ、それが豊かな実りをつけるようになります。その地に、天と地からの祝福が注がれるからです。(2)「愛されない者(ロ・ルハマ)」が、「主から愛される者」となります。(3)「わたしの民でない者(ロ・アミ)」が、「わたしの民」と呼ばれるようになります。
ここに記された「名前の逆転」は、どんな人にも希望があることを教えています。私たちも、失敗者のままで人生を終える必要はありません。パウロはこう書いています。「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです」(テモテ1:15)。神の愛はどのような人にも差し出されています。それを受け取る人は、幸いです。

きょうの祈り

天の父よ。あなたの愛のことばは、真実です。私に、罪の赦しと永遠のいのちを約束してくださり感謝します。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

創世記33~34、詩篇5~6