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ホセア書2:14 ~ 15

14 それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。

15 わたしはその所を彼女のためにぶどう畑にし、アコルの谷を望みの門としよう。彼女が若かった日のように、彼女がエジプトの国から上って来たときのように、彼女はその所で答えよう。

イスラエル回復の預言

主(ヤハウェ)の妻イスラエルの回復

きょうの箇所は、主とイスラエルの結婚関係の第6段階を預言したものです(結婚、妻の姦淫、別居、離婚、裁き、再婚という段階があります)。14節には、「それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう」とあります。「彼女をくどいて」とは、主がイスラエルの民に愛をもって優しく語りかけておられる状態を示しています。それでは、そのことはいつ起こるのでしょうか。また、「荒野に連れて行く」とは、どの荒野を指しているのでしょうか。
聖書の他の箇所に記された預言から、これが起こるのは患難時代の半ばであることがわかります。(1)マタイの福音書241516 にはこうあります。「それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように)。そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい」。これは反キリストの登場と、ユダヤ人たちの避難を預言した聖句です。(2)ヨハネの黙示録12:6、1317 にも、ユダヤ人たち(女と書かれているのがそれです)が荒野にのがれ、そこで3年半とどまるであろうことが預言されています。(3)ミカ書2:12 には、「ヤコブよ。わたしはあなたをことごとく必ず集める。わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める。わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集める。こうして人々のざわめきが起ころう」とあります。「おりの中の羊」を直訳すると「ボツラの羊」となります。「ボツラ」というのはヨルダン南部にある地名で、ギリシヤ語では「ペトラ」として知られています。
以上のことから、イスラエルの民が荒野にのがれるのは患難時代の中間であること、また、彼らが主によって導かれる荒野とは、ヨルダン南部の地であることがわかります。

悩みの谷が望みの門になる

その荒野において、イスラエルの民は主からの求愛に応答するようになります。(1)神は、荒野を「ぶどう畑」に変え、「アコル(悩み)の谷」を「望みの門」に変えてくださいます。「アコルの谷」は、ヨシュアがアカン(聖絶のものを盗み重大な罪を犯した人物)を罰した場所です(ヨシュア記7:2426)。そこは、イスラエルの民にとってはまことに「悩みの谷」となりました。そこが、約束の地に入るための「望みの門」と変えられます。(2)その時、イスラエルの民は、ちょうど出エジプトの時のように、再び主に信頼するようになります。(3)これは、主とイスラエルの民の再婚が成立することを預言したものです。
主がイスラエルの民を永遠に愛される理由は、アブラハム契約にあります。神は永遠の愛をもってイスラエルを愛し、導かれます。イエス・キリストを救い主と信じた私たちも、神との永遠の契約関係に入りました。神は決して私たちを見捨てることはありません。神の求愛に応答する者とならせていただきましょう。

きょうの祈り

イエス・キリストの父なる神さま。この世界には、あなたの愛から私を切り離せるものは何も存在しません。きょうもあなたの愛に応答して歩むことができますように。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

創世記31~32、マルコの福音書12