8 ダビデの勇士たちの名は次のとおりであった。補佐官のかしら、ハクモニの子ヤショブアム。彼は槍をふるって一度に八百人を刺し殺した。
9 彼の次は、アホアハ人ドドの子エルアザル。ダビデにつく三勇士のひとりであった。彼がペリシテ人の間でそしったとき、ペリシテ人は戦うためにそこに集まった。そこで、イスラエル人は攻め上った。
10 彼は立ち上がり、自分の手が疲れて、手が剣について離れなくなるまでペリシテ人を打ち殺した。主はその日、大勝利をもたらされ、兵士たちが彼のところに引き返して来たのは、ただ、はぎ取るためであった。
11 彼の次はハラル人アゲの子シャマ。ペリシテ人が隊をなして集まったとき、そこにはレンズ豆の密生した一つの畑があり、民はペリシテ人の前から逃げたが、
12 彼はその畑の真中に踏みとどまって、これを救い、ペリシテ人を打ち殺した。こうして、主は大勝利をもたらされた。
ダビデ王国が確立される背後には、ダビデを支えた勇士たちの存在がありました。その筆頭に来るのが、3人の勇士たちです。
(1)ハクモニの子ヤショブアム。彼は、槍を使って一度に800人を突き殺した戦士でした。(2)アホアハ人ドドの子エルアザル。彼はペリシテ人との戦いで大活躍した戦士です。彼の戦いぶりは、剣を握った手がそのまま剣についてしまい、離れなくなってしまうほどのものでした。彼はイスラエルに主の勝利をもたらすために大いに用いられた人物でした。(3)ハラル人アゲの子シャマ。彼は同胞たちが逃亡してしまった後に、ひとりレンズ豆の畑に踏みとどまってペリシテ人と戦い、彼らを打ち殺しました。彼もまた、主の勝利をもたらすために用いられた人物でした。
ダビデ王国は、これらの勇士たちの貢献によって確立され、維持されました。次回学びますが、この3人の勇士以外にもさまざまな勇士たちがいました。彼らは自らの賜物を王国建設のためにささげ、神がそれをお用いになりました。これは、新約時代にも当てはまる原則です。私たちにはそれぞれ異なった特徴、賜物、使命が与えられています。つまり、神の国拡大のためにすべての人が必要とされているということです。パウロはこう語っています。「一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしないのと同じように、大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです」(ローマ12:4~5)。
あなたには特別な使命が与えられています。それがなんであるか、また自分の賜物がなんであるかを再吟味し、献身の生活を立て直そうではありませんか。
きょうの祈り
天の父なる神さま。どうか私を、神の国拡大のために用いてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
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エゼキエル書22~23、詩篇75 ~ 76
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