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サムエル記第二7:18~21

18 ダビデ王は行って主の前に座し、そして言った。「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。

19 神、主よ。この私はあなたの御目おんめには取るに足りない者でしたのに、あなたは、このしもべの家にも、はるか先のことまで告げてくださいました。神、主よ。これが人の定めでしょうか。

20 神、主よ。このダビデは、このうえ、あなたに何をつけ加えて申し上げることができましょう。あなたはこのしもべをよくご存じです。

21 あなたは、ご自分の約束のために、あなたのみこころのままに、この大いなることのすべてを行ない、このしもべにそれを知らせてくださいました。

感謝の祈り

ダビデの感謝

当初ダビデは、主のために神殿を建てたいと願っていました。そのダビデに対して、主はナタンを通して、ダビデが主のために家(神殿)を建てるのではなく、主ご自身がダビデのために家(王朝)を建てようとお答えになりました。
(1)その約束に感激したダビデは、主の前に座して祈り始めます。信仰者ダビデの謙遜な姿勢がよく現われています。(2)この祈りの中でダビデは、自分にはそのような恵みを受ける資格がないことを告白しています。すでに、ここまで導かれたことだけでも身にあまる祝福です。その上、はるか先の展望まで知らされたのです。「神、主よ。これが人の定めでしょうか」とは、「自分にはそのような祝福を受ける資格などない」という意味です。(3)次にダビデは、「神、主よ。このダビデは、このうえ、あなたに何をつけ加えて申し上げることができましょう。あなたはこのしもべをよくご存じです」と語っています。イスラエル随一ずいいちの詩人であったダビデが、この感謝と驚きを表現することばがないと語っているのです。

私たちへの教訓

ダビデが受けた祝福にまさる祝福が、新約時代のクリスチャンに与えられています。エペソ人への手紙3:6にはこのようにあります。「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです」。
もう一度、自分がどのようなところから救われたのかを思い起こしましょう。私たちは真の神を知らず、滅びへの道を歩んでいた怒りの子らでした。しかし、神はそのあわれみのゆえに、キリストにあって私たちを選び、贖い、神の子としての特権を与えてくださいました。ダビデが受けた祝福は、キリストにあって今や私たちのものともなりました。もし私たちが神に願うなら、神は私たちの思いをはるかに越えて働き、与えてくださいます。神に愛されている子らしく、笑顔と勇気をもって立ち上がろうではありませんか。神は私たちとともにいてくださいます。

きょうの祈り

天の父よ。私のような者を選び、救い、永遠の祝福に招いてくださったことを感謝します。私の心は、感謝で満たされています。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

年間聖書通読

イザヤ書10~11、ローマ人への手紙6

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